T50 PRO OMNIとT50 OMNIの違いを比較 エコバックスDEEBOT

2025年3月6日に「T50 OMNI」、3月14日に「T50 PRO OMNI」が新発売しました。

本記事では家電量販店マネージャーの私が、T50 PRO OMNIとT50 OMNIの違いを徹底比較し、どちらがどんな人におすすめかについて解説しています。

この記事を読めば、どっちがあなたにぴったりのロボット掃除機か分かります。ぜひ最後までご覧ください。

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T50 PRO OMNIとT50 OMNIの違いを比較 エコバックス DEEBOT

T50 PRO OMNIとT50 OMNIの違いは以下の9つです。

	T50 PRO OMNI	T50 OMNI
障害物回避	AIVI 3D 3.0 Omni-Approach	AIVI 3D 2.0
ステーション機能	①自動ゴミ収集 ②モップの自動洗浄 ③モップの自動乾燥 ④モップの汚れ検知 ⑤洗浄液の自動追加	①自動ゴミ収集 ②モップの自動洗浄 ③モップの自動乾燥 ④モップの汚れ検知
AI再モップ	あり	なし
清掃音	最大70dB	最大63dB
ビデオマネージャー	あり	なし
音声アシスタント	YIOKO-GPT	YIKO 2.0
最大稼働時間	約255分	約225分
充電時間	約3時間42分	約3時間15分
価格（税込）	159,800円	129,800円
【参考】 発売日	2025年3月14日	2025年3月6日

2機種共通の特長は「T50 PRO OMNIとT50 OMNI 共通の特長 エコバックス DEEBOT」をご覧ください。

以下の項目タップで飛べます

障害物回避（T50 PRO OMNIのほうが高性能）

	T50 PRO OMNI	T50 OMNI
障害物回避	AIVI 3D 3.0 Omni-Approach	AIVI 3D 2.0

障害物回避について、T50 PRO OMNIが AIVI 3D 3.0-Omni-Approachに対し、T50 OMNIはAIVI 3D 2.0です。

AIVI 3D 3.0 Omni-Approach

• AIVI 3D 3.0 Omni-Approachは、AIVI 3Dの進化版であり、より高度な障害物認識と回避能力を備えています。
• AIアルゴリズムの改善により、より複雑な環境でも正確に障害物を識別して回避できます。
• とくに小さな障害物や暗い場所での認識精度が向上しています。
• 「Omni-Approach」が示すように、全方向への対応性能が向上し、よりスムーズな清掃経路を実現します。

AIVI 3D

• AIVI 3DはAI（人工知能）と3D技術を組み合わせた障害物回避システムです。
• カメラとセンサーを使用して、家具、コード、スリッパなどの障害物を立体的に認識し、回避しながら清掃を行います。
• 従来の2D認識に比べて、より正確な障害物認識が可能になり、ロボット掃除機の衝突や立ち往生を減らします。

障害物の回避性能を重視する人には、T50 PRO OMNIがおすすめです。

ステーション機能（T50 PRO OMNIにのみ洗浄液の自動追加あり）

	T50 PRO OMNI	T50 OMNI
ステーション機能	①自動ゴミ収集 ②モップの自動洗浄 ③モップの自動乾燥 ④モップの汚れ検知 ⑤洗浄液の自動追加	①自動ゴミ収集 ②モップの自動洗浄 ③モップの自動乾燥 ④モップの汚れ検知

ステーション機能について、ゴミの収集やモップの洗浄についての基本性能はまったく同じですが、T50 PRO OMNIにのみ「洗浄液の自動追加」の機能が搭載されています。

T50 OMNIでは洗浄液を適量自分で補充する必要がありましたが、T50 PRO OMNIではステーションに戻るたびに自動で洗浄液を補充してくれるでの、手間が省けて時間の節約にもなります。

水拭き機能をよく使う人や手間を省きたい人には、T50 PRO OMNIがおすすめです。

AI再モップ（T50 PRO OMNIにのみあり）

	T50 PRO OMNI	T50 OMNI
AI再モップ	あり	なし

AI再モップはT50 PRO OMNIにのみ搭載されています。

「AI再モップ」とは？

• T50 PRO OMNIに搭載されたAIを活用した高度なモップ機能です。
• ロボット掃除機前方のAIカメラが、床の汚れの種類や程度を細かく分析します。
• 分析結果に基づき汚れの種類や程度に応じて、最適な清掃方法を自動で判断して実行します。
• とくに醤油やケチャップなどの頑固な汚れに対して、自動で給水量を増やしたり、複数回モップがけを繰り返したりすることで、徹底的に汚れを除去します。

「AI再モップ」のメリット

• 効率的な清掃：汚れの種類や程度に合わせて最適な清掃を行うため、効率的に床をきれいにできます。
• 徹底的な汚れ除去：頑固な汚れもAIが判断して集中的に清掃するため、きれいに拭き上げます。
• 手間いらず：汚れに合わせて清掃方法を自分で設定する必要がないため、手間がかかりません。

水拭き機能をよく使う人や床の汚れを徹底的に落としたい人には、T50 PRO OMNIがおすすめです。

清掃音（T50 OMNIのほうが小さい）

	T50 PRO OMNI	T50 OMNI
清掃音	最大70dB	最大63dB

清掃音について、T50 PRO OMNIが最大70dBに対し、T50 OMNIは最大63dBです。

音の感じ方は人それぞれですが、63～70dBは普通の会話より大きいレベルです。

ちなみに我が家でもエコバックスを使っていますが、最大吸引力で使うケースは正直ないので、清掃音はそこまで気にしなくて良いと個人的に感じます。

清掃音について、最大音量以外は公式サイトに記載なし。

ビデオマネージャー（T50 PRO OMNIにのみあり）

	T50 PRO OMNI	T50 OMNI
ビデオマネージャー	あり	なし

ビデオマネージャーについては、T50 PRO OMNIにのみ搭載されています。

「ビデオマネージャー」とは？

DEEBOT T50 PRO OMNIに搭載されたカメラとアプリを連携させて、外出先からでも自宅の様子をリアルタイムで映像で確認できたり、ロボット掃除機を通して家族やペットと音声通話できる機能です。

「ビデオマネージャー」の主な機能

• リアルタイム映像
  • スマートフォンアプリで、ロボット掃除機が見ている映像をリアルタイムで確認できます。
• 双方向音声通話
  • スマートフォンアプリとロボット掃除機の間で、音声通話ができます。
• 写真・動画撮影
  • スマートフォンアプリから、ロボット掃除機に写真や動画の撮影を指示できます。
• 巡回
  • アプリで設定したルートをロボット掃除機が自動で巡回します。
• ギャラリー
  • 撮影した写真や動画をアプリ内で確認・管理できます。

音声アシスタント（T50 PRO OMNIのほうが高性能）

	T50 PRO OMNI	T50 OMNI
音声アシスタント	YIOKO-GPT	YIKO 2.0

音声アシスタントについて、T50 PRO OMNIがYIKO-GPTに対し、T50 OMNIはYIKO 2.0です。

YIKO-GPT (DEEBOT T50 PRO OMNI 搭載)

• 高度なAI技術と大規模言語モデルを活用し、より自然な会話に近い音声操作が可能
• ユーザーの意図をより正確に理解し、複雑な指示や曖昧な指示にも対応
• 学習機能により、使用頻度に応じてユーザーの好みを学習し、よりパーソナライズされた清掃が可能

YIKO 2.0 (DEEBOT T50 OMNI 搭載)

• 基本的な音声操作が可能
• シンプルな指示には対応できるが、複雑な指示や曖昧な指示には対応が難しい場合がある

つまり、YIKO-GPTはYIKO 2.0よりも、より高度なAIを搭載しており、より自然で柔軟な音声操作を可能にする点が大きな違いです。

最大稼働時間（T50 PRO OMNIのほうが30分長い）

	T50 PRO OMNI	T50 OMNI
最大稼働時間	約255分	約225分

最大稼働時間について、T50 PRO OMNIが255分に対し、T50 OMNIは225分です。

わが家で様々なロボット掃除機を使っている経験から言うと、60分でさえ連続運転することは一度もないので、運転時間の差はほぼ気にならない人が多いと予想します。

充電時間（T50 OMNIのほうが30分短い）

	T50 PRO OMNI	T50 OMNI
充電時間	約3時間42分	約3時間15分

充電時間について、T50 PRO OMNIが約3時間42分に対し、T50 OMNIが約3時間15分です。

ロボット掃除機本体は掃除後に自動でステーションに戻ってフル充電されるので、電池残量ゼロから充電するケースはほぼありません。

充電時間の差はほぼ気にならない人が多いと予想します。

2機種の価格差は30,000円（T50 OMNIのほうが安い）

	T50 PRO OMNI	T50 OMNI
価格（税込）	159,800円	129,800円

T50 PRO OMNIとT50 OMNIの価格差は30,000円。

障害物回避機能や水拭き性能、その他の機能差も考えると価格差30,000円ならT50 PRO OMNIを買うほうがお買い得だと私は感じます。

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T50 PRO OMNIとT50 OMNI 共通の特長 エコバックス DEEBOT

T50 PRO OMNIとT50 OMNIで共通する特長は、以下の通りです。

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2機種の違いは「T50 PRO OMNIとT50 OMNIの違いを比較 エコバックス DEEBOT」をご覧ください。

15,000Paの吸引力でゴミを残さない

15,000Pa（パスカル）とは？

• Pa（パスカル）は、吸引力を示す単位です。数値が大きいほど、より強力な吸引力があることを意味します。
• 一般的なロボット掃除機の吸引力は、2,000Pa～5,000Pa程度と言われています。
• 「DEEBOT T50 PRO OMNI」と「DEEBOT T50 OMNI」の15,000Paという数値は、ロボット掃除機としてはとても強力な吸引力であることを示しています。

15,000Paの吸引力のメリット

• ゴミの取り残しを減らす
  • 強力な吸引力によりフローリングはもちろん、カーペットの奥に入り込んだゴミや、微細なホコリまでしっかりと吸い取ります。
  • とくにペットの毛やハウスダストなど、アレルギーの原因となる物質の除去に効果を発揮します。
• 効率的な清掃
  • 一度の走行でより多くのゴミを吸い取ることができるため、清掃時間を短縮できます。
  • ゴミの多い家庭や、カーペットを敷いている家庭でも、効率的に清掃を行えます。

TruEdge 2.0で壁際のゴミを逃さない

「TruEdge 2.0」は壁際のゴミを効率的に清掃するための革新的な機能です。

TruEdge 2.0とは？

• 壁際特化型モップ挙動
  • ロボット掃除機が壁際に近づくと、内蔵されたセンサーがそれを検出し、モップが自動的に外側に拡張されます。
  • 通常のロボット掃除機では届きにくい壁際の隅々までモップが密着し、ゴミをしっかりと拭き取ります。
• 壁際のゴミ残しを低減
  • 従来のロボット掃除機では、壁際にゴミが残りやすいという課題がありました。
  • 「TruEdge 2.0」は課題を解決し、壁際のゴミ残しを大幅に低減します。
• より広範囲の清掃
  • モップが拡張することで、通常の清掃範囲よりもさらに広範囲をカバーできます。

Zero Tangle2.0で髪の毛の絡まりを防止

「Zero Tangle 2.0」は、ロボット掃除機のブラシに髪の毛が絡まるのを防ぐための機能です。

Zero Tangle 2.0の仕組み

• 特殊な形状のブラシ
  • ブラシの形状が工夫されており、髪の毛が絡まりにくい構造になっています。
  • 髪の毛がブラシに巻き付くのを防ぎ、効率的に吸引できます。
• 強力な吸引力
  • 強力な吸引力で、髪の毛やペットの毛をしっかりと吸い込みます。
  • 吸い込まれた髪の毛はブラシに絡まることなく、ダストボックスに送られます。

Zero Tangle 2.0のメリット

• 髪の毛の絡まりを大幅に軽減
  • ブラシに髪の毛が絡まる頻度が減り、掃除の手間が省けます。
• 効率的な清掃
  • ブラシの回転がスムーズになり、吸引力が低下するのを防ぎ、効率的に部屋の掃除ができます。
• メンテナンスの軽減:
  • ブラシに絡まった髪の毛を取り除く手間が減り、メンテナンスが楽になります。

TrueMapping 2.0ですばやくマッピング

TrueMapping 2.0のメリット

• 高精度なマッピング：TrueMapping 2.0は部屋の複雑な構造や障害物を正確に認識し、詳細なマップを作成します。ロボット掃除機は家具や壁際までしっかりと清掃できます。
• 高速なマッピング：従来のマッピング技術と比較してTrueMapping 2.0は大幅にマッピング時間を短縮しました。初回の清掃時でも短時間で部屋全体を把握し、効率的に清掃を開始できます。
• 多様な間取りに対応：広い部屋や複数の部屋がある家でもTrueMapping 2.0は正確なマップを作成し、それぞれの部屋を区別して清掃できます。
• カスタマイズされた清掃：作成されたマップをもとに清掃エリアの設定や禁止エリアの設定など、よりきめ細かい清掃が可能になります。

TrueMapping 2.0の活用例

• 部屋ごとの清掃：各部屋に異なる清掃モードを設定し、部屋ごとに最適な清掃を行えます。
• 禁止エリアの設定：子供部屋やペットがいる部屋など、進入を禁止したいエリアを設定できます。
• 仮想壁の設定：掃除機が特定のエリアを超えて移動しないように仮想壁を設定できます。

ゴミの回収・モップの温水洗浄・熱風乾燥まで全自動

1. 掃除終了後、自動でドックへ

掃除が完了するとロボットは自動でクリーニングステーションに戻ります。まるで自分のお部屋に帰るように、スムーズにドッキングします。

2. ゴミの自動回収

ロボット本体に溜まったゴミはステーションに戻ると自動的に吸引され、ダストボックスに回収されます。あなたがゴミを捨てる手間が省けます。

3. モップの自動洗浄

水拭き掃除を行った後のモップはステーションに戻ると自動的に70℃の温水で洗浄されます。汚れがひどい場合でも、しっかりと洗い流してくれます。

4. モップの自動乾燥

洗浄されたモップは温風で乾燥されます。雑菌の繁殖を抑え、いつでも清潔な状態で次の掃除に備えられます。

カーペットを検知でモップを9mm自動リフトアップ

モップの9mm自動リフトアップは、ロボット掃除機がカーペットの上を走行するときに、水拭き用のモップを自動で持ち上げることでカーペットが濡れてしまうのを防ぐための機能です。

モップ自動リフトアップ機能の仕組み

• カーペット検知
  • ロボット掃除機に搭載されたセンサーが、床の材質を検知し、カーペットを認識します。
• モップの自動リフトアップ
  • カーペットを検知するとモップが自動的に9mm持ち上がり、モップがカーペットに接触せ、濡らす心配がなくなります。
• カーペット走行
  • モップが持ち上がった状態でロボット掃除機はカーペットの上を走行し、吸引による清掃を行います。
• モップの下降
  • カーペットの走行が終わるとモップは再び下降し、通常の水拭き清掃に戻ります。

モップ自動リフトアップ機能のメリット

• カーペットを濡らさない:
  • 水拭きと吸引を同時に行うロボット掃除機で、カーペットを気にせず掃除できます。
• 効率的な掃除:
  • カーペットとフローリングなど、異なる床材の部屋でも、モップ交換の手間なく掃除が可能です。
• 安心・安全:
  • カーペットが濡れてしまうことによる、シミやカビの発生を抑止できます。

スマホアプリで細かく指示が出せる

スマホアプリ「ECOVACS HOMEアプリ」を使うことで、掃除の詳細な設定や管理が可能です。

スマホアプリでできる主なこと

• 詳細な部屋別清掃設定:
  • 部屋ごとに掃除モード（吸引力、水拭き水量など）を設定できます。
  • 掃除する部屋の順番や、掃除しない部屋の設定も可能です。
  • 特定の場所だけを掃除する「エリア清掃」や、指定した範囲を複数回往復して念入りに掃除する「カスタム清掃」も可能です。
• 進入禁止エリア・バーチャルウォールの設定:
  • アプリ上で進入禁止エリアやバーチャルウォールを設定し、ロボット掃除機が立ち入らないように制限できます。
  • ペットの餌場やコード類が多い場所など、掃除してほしくない場所を指定するのに便利です。
• マップ機能:
  • 部屋のマップをアプリ上に表示し、掃除状況やロボット掃除機の位置を確認できます。
  • マップは複数保存できるため、複数階の家でも使用可能です。
• 消耗品管理:
  • フィルターやモップなどの消耗品の残量を確認し、交換時期を把握できます。
• 掃除履歴の確認:
  • 過去の掃除履歴を確認し、掃除時間や清掃範囲などを把握できます。
• OTAアップデート:
  • アプリを通じて、ロボット掃除機のファームウェアを最新の状態にアップデートできます。
• 音声アシスタント連携:
  • Amazon AlexaやGoogleアシスタントと連携し、音声で掃除を開始・停止などの操作が可能です。

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T50 PRO OMNIとT50 OMNIがおすすめな人

T50 PRO OMNIとT50 OMNI、それぞれどんな人におすすめなのかをまとめました。

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T50 PRO OMNIがおすすめな人

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T50 PRO OMNIとT50 OMNI エコバックス DEEBOTを最安値で買う方法

T50 PRO OMNIとT50 OMNI エコバックス DEEBOTが買える場所は、ネットショップ（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング）、公式サイト、家電量販店などです。

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エコバックス DEEBOTについてよくある質問まとめ

エコバックス DEEBOTについて、よくある質問と回答をまとめました。

まとめ：T50 PRO OMNIとT50 OMNIの違いを比較 エコバックス DEEBOT

T50 PRO OMNIとT50 OMNI エコバックス DEEBOTの違いを比較しました。

2機種の違いは9つで、他の機能や性能は同じです。

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